
オーツーペットは、基本的に「本体を設置する」「ホースや付属品を確認する」「専用ケージまたはラッパで酸素を届ける」という流れで使います。
初めて使うときは、いきなり長時間使うのではなく、短い時間から様子を見ることが大切です。
ペットの呼吸が苦しそうなときや、心臓・肺などに持病がある場合は、自己判断せず、かかりつけの動物病院に相談してから使うと安心です。
この記事では、オーツーペットの基本的な使い方、専用ケージで使う場合、ラッパで直接吸入する場合、安全に使うための注意点を初心者向けにやさしく解説します。
\ 初めてでも使い方を確認しておくと安心/
オーツーペットの基本的な使い方
オーツーペットは、室内の空気を取り込み、高濃度の酸素を発生させる酸素濃縮器です。専用ケージを使って酸素環境を整える方法と、ラッパを使って口元や鼻先に酸素を届ける方法があります。
まずは、大まかな流れを確認しておきましょう。
- 本体を安定した場所に置く
- ホースやラッパ、専用ケージの接続部を確認する
- 電源を入れて、取扱説明書に沿って準備する
- 短時間から使い始め、ペットの様子を見る
- 使用後はラッパやケージまわりを清潔に保つ
難しい操作が不安な方も、最初に流れを確認しておけば落ち着いて準備しやすくなります。
ただし、ペットの体調によって適した使い方は変わるため、病気の治療中や呼吸に不安がある場合は、獣医師の指示を優先してください。
使い始める前に確認すること
オーツーペットを使う前に、まず設置場所を確認しましょう。本体は水平で安定した場所に置き、直射日光が当たる場所や湿気の多い場所は避けて設置します。
また、吸気口や排気まわりをふさがないように、壁や家具との距離にも注意が必要です。周囲に物が多いと、空気の流れが悪くなったり、熱がこもったりすることがあります。
電源を入れる前には、ホース・ラッパ・ケージの接続部が外れていないか確認しましょう。接続がゆるいと、酸素がうまく届きにくくなる場合があります。
初めて使う日は、ペットが驚かないように、飼い主さんがそばで声をかけながら短時間から慣らしていくと安心です。
本体・ホース・電源の準備
本体を設置したら、取扱説明書を確認しながらホースや付属品を取り付けます。専用ケージを使う場合は、ケージ側の接続部もあわせて確認してください。
電源は、指定されたコンセントに接続します。延長コードの多用や、他の家電とのたこ足配線は避けた方が安心です。
電源を入れたあとは、すぐにペットを入れるのではなく、動作音や空気の流れに異常がないかを確認しましょう。
いつもと違う音がする、ホースが折れている、接続部が外れやすいといった場合は、使用を中止してサポート窓口に確認してください。
使用中に見るべきペットの様子
使用中は、ペットを入れっぱなしにせず、呼吸の様子や姿勢、落ち着き方をこまめに見守るようにします。
特に、呼吸が荒い、落ち着かず動き回る、よだれが増える、ぐったりしている、舌や歯ぐきの色がいつもと違うといった変化がある場合は、いったん使用を中止してください。
オーツーペットは、自宅で酸素環境を整える助けになる機器ですが、病気を自己判断で治すものではありません。
体調に不安があるときは、使い続ける前に動物病院へ相談しましょう。
オーツーペットを専用ケージで使う場合のポイント

専用ケージを使う方法は、ペットが落ち着いて中に入れる場合に向いています。ケージ内に酸素を送り、ペットがその空間で過ごせるようにする使い方です。
ラッパを口元に近づける方法が苦手な子でも、ケージの中で落ち着ける場合があります。ただし、狭い場所が苦手な子や、閉じ込められることに強い不安を感じる子には無理をさせないことが大切です。
ケージの置き場所
ケージは、直射日光が当たらず、風通しがよく、飼い主さんが様子を見やすい場所に置きます。
エアコンの風が直接当たる場所や、テレビ・洗濯機など大きな音がする場所は避けた方がよいでしょう。
ペットが安心できるように、いつも使っている毛布やタオルを入れるのもひとつの方法です。ただし、ホースや空気の流れをふさがないように、入れる物の量には注意してください。
室温・音・換気の確認
ケージを使うときは、室温や湿度にも気を配りましょう。暑すぎる部屋や寒すぎる部屋では、ペットに負担がかかることがあります。
また、機械の動作音に驚く子もいます。初めて使うときは、電源を入れた状態で少し離れたところから慣らし、無理なく近づけるようにしましょう。
使用後はケージ内を換気し、結露や汚れがあれば拭き取ります。敷物を使う場合は、定期的に洗って清潔に保つことも大切です。
嫌がる場合の慣らし方
ペットがケージに入るのを嫌がる場合は、すぐに長時間使おうとせず、まずは扉を開けたまま中に入る練習から始めるとよいです。
お気に入りの毛布を入れる、飼い主さんがそばで声をかける、短い時間で終えるなど、安心できる環境を作ることが大切になります。
それでも強く嫌がる場合は、ケージでの使用にこだわらず、ラッパで短時間だけ使う方法や、獣医師への相談も検討しましょう。
オーツーペットをラッパで直接吸入する場合の使い方

ラッパは、ペットの口元や鼻先に酸素を届けたいときに使う付属品です。ケージに入るのが苦手な子や、短時間だけ使いたい場面で選ばれることがあります。
ただし、顔の近くに物を近づけられるのが苦手な子もいます。無理に押さえつけたり、嫌がる子に長く使い続けたりするのは避けましょう。
口元との距離と使い始めの目安
ラッパを使うときは、ペットの口や鼻に強く押し当てず、少し離した位置から使います。最初は短い時間から始め、呼吸や表情、体の力の入り方を確認しましょう。
慣れていない子は、風や音に驚くことがあります。飼い主さんが落ち着いて声をかけながら、嫌がらない範囲で試すことが大切です。
使用時間や回数は、ペットの体調や目的によって変わります。持病がある場合や、酸素を使う必要があるか判断に迷う場合は、かかりつけの獣医師に相談してください。
嫌がるときは無理をしない
ラッパを近づけたときに、顔をそむける、逃げる、呼吸が荒くなる、よだれが増えるなどの様子が見られたら、いったん中止しましょう。
嫌がっている状態で続けると、オーツーペットそのものに苦手意識を持ってしまうことがあります。時間を短くする、距離を少し離す、静かな部屋で試すなど、環境を変えてみるとよいでしょう。
それでも落ち着かない場合は、無理に続けず、ケージでの使用や別の方法について獣医師に相談すると安心です。
使用後の清掃と保管
ラッパは口元の近くで使うため、使用後は汚れを拭き取り、清潔に保つようにしましょう。多頭飼いの場合は、感染症や衛生面を考えて、使う子ごとに拭き取りや管理を分けると安心です。
ホースが折れていないか、接続部がゆるんでいないかも、使用後に確認しておきましょう。次に使うときに慌てず準備しやすくなります。
オーツーペットを使う場面の目安
オーツーペットを使う場面は、ペットの体調や目的によって変わります。公式サイトでは、散歩や運動の後、日々の健康維持、食事のタイミングなどが案内されていますが、実際にどのくらい使うべきかは一律ではありません。
特に、心臓や肺の病気がある子、シニアの子、呼吸に不安がある子は、自己判断ではなく獣医師の指示を優先しましょう。
散歩や運動の後に使う場合
散歩や運動の後に使う場合は、まずペットの呼吸や体温が落ち着いているかを確認します。息が上がっているからといって、すぐに長時間使うのではなく、短時間から様子を見ることが大切です。
運動後にぐったりしている、呼吸がいつもより荒い、舌の色が気になるといった場合は、オーツーペットを使う前に動物病院へ連絡しましょう。
夜や休む前に使う場合
夜のリラックスタイムに使いたい場合も、ペットが落ち着いていることを確認してから使いましょう。食後すぐや、興奮しているタイミングは避け、静かな環境で短時間から始めると安心です。
寝る前に使う場合でも、使用中は様子を見守ることが大切です。入れっぱなしにせず、呼吸や姿勢、落ち着き方に変化がないか確認しましょう。
日常ケアとして使う場合
日常ケアとして取り入れる場合は、毎回同じ時間帯に短時間から始めると、ペットの変化に気づきやすくなります。
使用時間、呼吸の様子、食欲、睡眠、元気の有無などを簡単にメモしておくと、動物病院で相談するときにも役立ちます。
ただし、オーツーペットは体調管理を助ける選択肢のひとつです。体調の変化がある場合は、使用時間を増やして様子を見るのではなく、早めに獣医師へ相談してください。
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オーツーペットを安全に使うための7つの注意点

オーツーペットを安心して使うためには、機械の使い方だけでなく、ペットの体調や使用環境にも気を配る必要があります。
- 呼吸が苦しそうなときは自己判断せず受診を優先する
- 子犬・シニア・持病がある子は獣医師に相談する
- 初回は短時間から始める
- 火気・タバコ・直射日光の近くでは使わない
- 使用中はペットの様子をこまめに見る
- 嫌がる場合は無理に続けない
- 多頭飼いでは衛生管理を分ける
呼吸が苦しそうなときは自己判断せず受診を優先する
舌や歯ぐきが紫っぽい、息がいつもより速い、首を伸ばして苦しそうに呼吸している、ぐったりしている、食欲がないといった様子がある場合は、早めに動物病院へ相談してください。
オーツーペットは自宅で酸素環境を整える助けになりますが、病気の診断や治療の代わりにはなりません。呼吸の異変があるときは、まず病院へ連絡し、指示を受けることが大切です。
子犬・シニア・持病がある子は獣医師に相談する
子犬やシニアの子、心臓・肺・気管・貧血などの持病がある子は、体調が変わりやすい場合があります。使う前に、酸素を使ってよい状態か、どのくらいの時間が目安になるかを獣医師に確認しておくと安心です。
通院中の場合は、薬の内容や今の体調も含めて相談しましょう。家庭でできるケアと、病院で受けるべき治療を分けて考えることが大切です。
初回は短時間から始める
初めて使うときは、長時間の使用を避け、短い時間から慣らしましょう。ペットが落ち着いているか、呼吸が乱れていないか、嫌がる様子がないかを見ながら進めます。
問題がなさそうに見えても、急に時間を延ばすのではなく、少しずつ様子を見る方が安心です。使用後の様子も確認し、食欲や元気に変化がないか見ておきましょう。
火気・タバコ・直射日光の近くでは使わない
ラッパで使う場合は、火気のある場所、タバコや香料など強いにおいがある場所、屋外、直射日光が当たる場所での使用は避けましょう。
酸素を扱う機器のため、ストーブやコンロ、喫煙スペースの近くでは使わないことが大切です。安全のため、使用場所は事前に決めておくようにしましょう。
使用中はペットの様子をこまめに見る
使用中は、ペットをそのまま放置せず、呼吸の速さ、姿勢、落ち着き方、表情を確認します。
荒い呼吸が続く、落ち着かない、ぐったりする、嫌がって出たがるといった様子があれば、いったん中止しましょう。
体調が戻らない場合は、動物病院に相談してください。
嫌がる場合は無理に続けない
オーツーペットを嫌がる理由は、音・風・におい・ケージの圧迫感など、ペットによってさまざまです。
嫌がる場合は、使用時間を短くする、設置場所を静かな部屋に変える、いつも使っている毛布を入れるなど、環境を整えてみましょう。
それでも強く嫌がる場合は、無理に続ける必要はありません。ペットに合う方法を獣医師に相談しながら考えると安心です。
多頭飼いでは衛生管理を分ける
多頭飼いの場合は、使う順番を決めておくとスムーズです。ラッパを使う場合は、使用後に拭き取り、必要に応じて個別に管理しましょう。
感染症や持病がある子がいる場合は、共用を避けた方がよいこともあります。ケージ内の敷物やタオルも、こまめに洗って清潔に保つことが大切です。
オーツーペットの使い方でよくある質問
オーツーペットの使い方まとめ

オーツーペットは、本体を設置し、ホースや付属品を確認したうえで、専用ケージまたはラッパを使って酸素環境を整える機器です。
- 使う前に設置場所と接続部を確認する
- 初回は短時間から始める
- ケージでは室温・音・換気に注意する
- ラッパは無理に口元へ押し当てない
- 呼吸が苦しそうなときは受診を優先する
- 火気・タバコ・直射日光の近くでは使わない
- 持病がある子は獣医師に相談してから使う
オーツーペットは、自宅でペットの呼吸ケアを考えたい方にとって、心強い選択肢のひとつです。ただし、病気を自己判断で解決するものではありません。
大切なのは、ペットの様子をよく見ながら、無理のない範囲で使うことです。呼吸や体調に不安があるときは、まず動物病院へ相談し、そのうえで家庭でできるケアとして取り入れていきましょう。
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