
オーツーペットの猫用酸素室は、自宅で猫の呼吸を支えられる便利な設備です。
ですが、レンタル料金や電気代がかかる、設置場所が必要、温度管理が欠かせないなどのデメリットもあります。
この記事では、オーツーペットの猫用酸素室のデメリット、使用時の注意点、向かない家庭の条件を分かりやすく解説します。
導入後に後悔しないよう、事前にきちんと確認しておきましょう。
\ 料金や利用条件を先に確認しておくと安心/
オーツーペットの猫用酸素室で気になるデメリット
オーツーペットを使うには、毎月の費用だけでなく、設置場所や室温の管理も必要です。
導入前に、家庭で無理なく使い続けられるかを確認しましょう。
レンタル料金と電気代がかかる
オーツーペットの主なデメリットは、使用している間、レンタル料金がかかり続けることです。
プランによっては、専用ケージ代や配送費が別に必要になる場合もあります。
契約前には、次の費用を合計して確認しましょう。
- 酸素濃縮器のレンタル料金
- 専用ケージの料金
- 毎月の電気代
- 配送や返却にかかる費用
- 動物病院の診察代や薬代
猫がどのくらいの期間使うかを正確に予測するのは難しいため、獣医師に病状の見通しを聞いたうえで契約期間を決めることが大切です。
本体とケージを置くスペースが必要
オーツーペットを使用するには、酸素濃縮器本体と猫が入るケージを置く場所が必要です。
床に置ければよいわけではなく、ケージの扉を開ける空間や、猫を出し入れする場所も確保しなければなりません。
本体の周囲には、熱を逃がすための余裕も必要です。
ホースを無理に曲げたり、人が踏みやすい場所に通したりすると、酸素がうまく供給されない原因になったりします。
申し込む前に本体とケージの寸法を調べ、床にテープで設置範囲を示してみると、大きさをイメージしやすくなります。
運転音が猫や家族の負担になる場合がある
酸素濃縮器を動かすと、機械の作動音や空気が流れる音が発生します。
音の感じ方には個人差がありますが、静かな寝室では気になることがあります。
猫は音に敏感なため、機械音を怖がったり、落ち着かなくなったりする可能性もあります。
音に慣らすときは、猫の体調が落ち着いている時間に短く運転し、反応を見ながら使用時間を延ばします。
温度と湿度をこまめに管理する必要がある
酸素室は、機械を動かすだけで快適な環境になるわけではありません。
ケージ内には猫の体温や湿気がこもりやすいため、温度と湿度の確認が必要です。
特に夏は、室温の上昇や機械の排熱によって、ケージ内が暑くなることがあります。
反対に、冷房の風を直接当てると、猫の体が冷えすぎる可能性があります。
部屋全体をエアコンで調整し、猫が過ごす高さに温湿度計を置くと管理しやすくなります。
猫がオーツーペットを使うときの注意点

猫は環境の変化に敏感です。
製品の性能だけでなく、猫の性格や生活習慣に合うかも確認しましょう。
ケージを嫌がる猫には負担になる
猫によっては、扉を閉められることや、知らない機械の音を嫌がります。
呼吸が苦しい猫を追いかけて捕まえると、興奮によって呼吸がさらに速くなることがあります。
酸素室が必要でも、入れるまでに大きな負担がかかっては逆効果です。
体調が比較的安定しているときは、扉を開けたケージを部屋に置き、自由に出入りできる状態から始めましょう。
扉を開けるたびに酸素濃度が下がる
酸素室の扉を開けると、ケージ内の酸素濃度は下がります。
扉を閉めても、元の濃度に戻るまでには時間がかかります。
食事、投薬、トイレ、掃除のたびに扉を開けると、酸素濃度が安定しにくくなります。
特に呼吸状態が不安定な猫は、酸素室から出した直後に苦しそうになることがあります。
どのくらいの時間なら外へ出してよいか、獣医師に確認しておきましょう。
食事やトイレの管理に工夫が必要
酸素室で長く過ごす猫には、水、食事、トイレ、寝床が必要です。
ですが、ケージ内にすべてを置くと、猫が横になる場所が狭くなることがあります。
食器やトイレがホースや換気部分をふさがないように配置しなければなりません。
体格に対してケージが十分な広さか、用品を置いた状態で確認しましょう。
また、猫の状態に合わせて、食事や排泄の方法を事前に決めておくと管理しやすくなります。
体調の変化を見逃さない観察が必要
透明なケージの外から様子を見られても、猫の細かな体調変化に気づけるとは限りません。
次の項目を記録しておくと、動物病院へ相談するときに役立ちます。
- 安静時の呼吸数
- 胸やお腹の動き
- 呼吸するときの姿勢
- 食べた量と水を飲んだ量
- 尿と便の回数
- 薬を与えた時間
- ケージ内の温度と湿度
猫が首を伸ばして呼吸する、横になれない、反応が鈍いなどの変化がある場合は、記録だけで様子を見ず、すぐに動物病院へ連絡してください。
オーツーペットの猫用酸素室が向かない家庭の特徴

酸素室が向いているかは、猫の病気だけでなく、家庭の環境や見守り体制によっても変わります。
安全に管理できない場合は、ほかの方法も検討しましょう。
室温を安定させられない家庭
夏に室温が大きく上がる部屋や、冬に強く冷え込む場所しかない家庭では、酸素室の管理が難しくなります。
酸素濃縮器は部屋の空気を使うため、周囲の温度が高いと、ケージ内も暑くなりやすくなります。
基本的には、エアコンで部屋全体の温度を安定させる必要があります。
日当たりのよい部屋や、エアコンが届きにくい部屋に設置する場合は注意してください。
長時間の留守が多い家庭
酸素濃縮器は自動で動きますが、猫の体調までは管理してくれません。
留守中に猫が吐く、水をこぼす、ホースが外れる、機械が止まるといった問題が起こる可能性があります。
酸素室が必要な猫は、数時間で状態が変わることもあります。
朝は落ち着いていても、帰宅したときに呼吸が悪化しているかもしれません。
長時間の留守を避けられない場合は、家族による交代、ペットシッター、往診、動物病院での入院管理も検討しましょう。
静かで安全な設置場所を確保できない家庭
酸素室は、猫が落ち着いて休める場所に設置する必要があります。
玄関、廊下、テレビの横など、人の出入りや大きな音が多い場所は向きません。
呼吸が苦しい猫にとって、来客や掃除機、ほかのペットからの刺激は負担になります。
家族から離れた部屋に置くと、猫の変化に気づきにくくなりますので家族が様子を確認でき、静かに休める場所が理想です。
継続費用を無理なく負担できない家庭
猫の治療には、酸素室の費用以外にも、診察代、検査代、薬代、通院費などがかかります。
酸素室の支払いで家計が苦しくなり、必要な治療を続けられなくなるのは避けなければなりません。
契約するときは、月額料金ではなく、予定する期間の総額を計算しましょう。
短期プランは月額が高くても、使用期間が短ければ総額を抑えら、長期プランは月額が安くても、途中で使わなくなったときに残りの料金が発生する可能性があります。
獣医師に相談せず使おうとしている家庭
猫が高齢だから、元気がないからという理由だけで、酸素室を使い始めるのはおすすめできません。
原因によって必要な治療は異なるため、まず動物病院で診察を受ける必要があります。
酸素室を使う場合は、次の内容を獣医師に確認しましょう。
- 酸素室を使用する目的
- 目標とする酸素濃度
- 1日に使用する時間
- 適切な温度と湿度
- ケージから出してよい条件
- 薬や食事を与える方法
- 悪化したときの対応
- 夜間や休診日の連絡先
説明をスマートフォンや紙に記録し、家族全員で共有してください。
使い方が分からないまま自己判断で始めると、猫の状態を悪化させたり、受診が遅れたりする可能性があります。
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オーツーペットのデメリットを減らす使い方

オーツーペットの負担は、準備と使い方によって減らせます。
猫の状態に合った環境を整え、家族全員が同じ方法で管理しましょう。
使用方法を獣医師とメーカーに確認する
酸素室を安全に使うには、獣医師とメーカーの両方へ確認することが大切です。
獣医師には、猫の病気や体調に合った酸素濃度、使用時間、受診の目安を聞きます。
メーカーには、機械の操作、換気方法、ホースの接続、故障時の対応を確認します。
どちらか一方の説明だけでは、猫のケアと機械の操作を十分に理解できない場合があります。
電源の入れ方、流量の設定、掃除方法、緊急時の対応をメモにして、機械の近くに置いておくと安心です。
契約期間ではなく支払総額を比べる
料金を比べるときは、月額の安さよりも支払総額を見ることが大切です。
次の項目を含めて計算しましょう。
- 契約期間中のレンタル料金
- 専用ケージの費用
- 電気代
- 配送費と返却費
- 解約時に発生する費用
申し込み前には、契約期間の変更が可能か、途中解約できるか、自動更新されるかを確認してください。
温湿度計と緊急用品を用意する
酸素室を設置するときは、ケージ内の温度と湿度を確認できるようにしましょう。
温湿度計は、猫が過ごす高さの環境を測れる位置に置きます。
酸素濃度計が必要かどうかは、獣医師やメーカーに確認しますが、測定器があっても、数値だけで安全だと判断してはいけません。
停電や急変に備えて、次のものを一か所にまとめておくと安心です。
- 動物病院と夜間救急の連絡先
- 猫を運ぶキャリーケース
- 処方薬と与え方のメモ
- 検査結果や診療情報
- 懐中電灯
- 酸素濃縮器の説明書
- 協力してくれる家族の連絡先
停電で機械が止まったときは、閉め切ったケージに猫を残さないようにしてください。
猫が落ち着いているうちにケージへ慣らす
猫の体調が比較的安定している場合は、早めにケージへ慣らしておきましょう。
最初は扉を開けたまま部屋に置き、自由に出入りできる状態にします。
普段使っている敷物や、猫自身のにおいが付いた布を入れると、安心しやすくなります。
自分から入るようになったら、短時間だけ扉を閉めて機械を動かし、運転音に慣らしていきます。
おやつを使える体調であれば、ケージの中で少量与える方法もありますが、食事制限がある猫や、興奮しやすい猫には無理におこなわないでください。
まとめ|オーツーペット猫用酸素室のデメリットについて
オーツーペットの猫用酸素室は、自宅で猫の呼吸を支えられる便利な設備です。
ですが、レンタル料金や電気代がかかる、設置場所が必要、運転音が出る、温度や換気の管理が必要といったデメリットがあります。
ケージを強く嫌がる猫や、長時間留守にする家庭では、十分に活用できない可能性もあります。
導入前には、月額料金だけでなく、契約期間中の総額を確認しましょう。
本体とケージの設置場所、室温の管理、停電時の対応も決めておく必要があります。
酸素室は病気を治す装置ではありませんので、猫の状態、性格、家庭環境に合わせ、獣医師と相談しながら導入を判断することが大切です。
\ 獣医師に相談したうえで最新情報をチェック/