オーツーペットの酸素濃度は十分?使用前にチェックするポイントと手順

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オーツーペットは、室内の空気を取り込み、高濃度の酸素を作るペット向けの酸素濃縮器です。

ただし、本体から出る酸素濃度と、ペットが実際に吸うケージ内の酸素濃度は同じではありません。

ケージの広さ、すき間、ホースの位置、扉の開閉、温度や湿度によって、酸素濃度は変わります。

この記事では、オーツーペットの酸素濃度の見方、使用前のチェックポイント、測定手順、濃度が上がらないときの原因、安全に使うための注意点まで、はじめての方にも分かりやすく解説します。

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目次

オーツーペットの酸素濃度は十分といえるのか

オーツーペットの酸素濃度が十分かどうかは、「本体の性能」と「ケージ内で実際に保てる濃度」を分けて考えることが大切です。

本体だけを見ると高濃度の酸素を作れる機器ですが、ペットがいる空間では外の空気と混ざるため、実際の濃度は使い方で変わります。

本体は高濃度酸素を生成できる

一般的な空気中の酸素濃度は約21%ですが、オーツーペットは最大で約90%の高濃度酸素を作り出せる仕組みです。

酸素濃度を約35%から90%の間で調整しながら使用できます。

ですが、ここで注意したいのは、本体から出る酸素濃度と、ケージ内でペットが実際に吸う酸素濃度は同じではないことです。

ホースの出口では高い酸素濃度でも、ケージ内では外の空気と混ざります。

その結果、ペットがいる場所の酸素濃度は、本体の数値より低くなるのが自然です。

流量によって酸素濃度と送れる量が変わる

オーツーペットは、流量によって本体から出る酸素の濃度や量が変わります。

少ない流量では酸素濃度が高くなりやすく、多い流量では濃度が下がる一方で、送れる酸素量は増えます。

直接吸引のように鼻先へ酸素を近づける使い方では、少なめの流量で濃い酸素を届ける考え方になります。

一方で、ケージ全体を酸素室のように使う場合は、空間全体に酸素を行き渡らせる必要があります。

ケージ内の酸素濃度は環境で変わる

同じ本体、同じ流量で使っても、ケージの大きさやすき間によって酸素濃度は変わります。

酸素を送り込む空間が広すぎると、酸素が薄まりやすくなります。

これは、小さな部屋なら暖房が効きやすく、広い部屋では効きにくいのと似ています。

自宅にある大きなサークルや自作ケージを使う場合は、専用ケージより酸素濃度が上がりにくいことがあります。

また、カバーのすき間、ホースを通す穴、扉の開け閉め、エアコンや扇風機の風も影響します。

オーツーペットの酸素濃度を使用前にチェックするポイント

オーツーペットを使う前は、電源を入れるだけでなく、酸素がきちんと届く環境になっているかを確認しましょう。

特に、ホースの外れやケージのすき間は見落としやすいポイントです。

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確認項目見るポイント目安
本体電源、異音、設置場所を確認するいつもと違う音や振動がない状態
ホース外れ、折れ、つぶれ、かじり跡を確認する酸素が止まらず流れる状態
ケージ大きなすき間、カバーのずれ、扉の閉まりを確認する酸素が逃げにくい状態
酸素濃度計電池、表示、測定場所を確認するペットの顔に近い高さで測れる状態
温度と湿度暑すぎ、寒すぎ、蒸れすぎを確認するペットが落ち着いて休める状態
火気ストーブ、たばこ、線香、ろうそくを確認する酸素機器の近くに火気がない状態

本体とホースが正しくつながっていること

最初に見るべきポイントは、本体とホースの接続です。

本体が動いていても、ホースが外れていたり折れていたりすると、ペットのいる場所まで酸素が届きません。

使用前には、本体の差し込み口からケージ内の出口まで、ホース全体を目で追って確認しましょう。

  • ホースが抜けていないこと
  • ホースが折れていないこと
  • ホースがペットの体の下に入っていないこと
  • ホースの出口がふさがれていないこと
  • ペットが噛めない位置に固定されていること

この確認は短時間でできますし、酸素濃度不足を防ぐうえでとても重要です。

ケージの大きさとすき間が適正なこと

ケージの大きさは、オーツーペットの酸素濃度に大きく影響します。

酸素を送り込む空間が広すぎると、同じ量の酸素を入れても濃度は上がりにくくなります。

そのため、ペットが無理なく向きを変えられて、落ち着いて伏せられる広さを確保しながら、必要以上に広くしすぎないことが大切です。

また、密閉しすぎると温度や湿度が上がりやすくなり、ペットにとって苦しい環境になる可能性があります。

酸素濃度だけを上げようとして、すき間を完全にふさぐのではなく、濃度と快適さのバランスを見ることが大切です。

設置場所に火気や強い風がないこと

オーツーペットの設置場所は、安全面と酸素濃度の両方に関わります。

酸素そのものが燃えるわけではありませんが、酸素が多い環境では火が燃え広がりやすくなるため注意が必要です。

ストーブ、ガスコンロ、ライター、ろうそく、線香、たばこなどの近くでは使わないようにしましょう。

冬場はペットを暖かくしたくてヒーターの近くに置きたくなるかもしれませんが、酸素機器と熱源を近づけるのは避けるべきです。

また、エアコンや扇風機も 強い風が当たると、ケージ内の空気が外の空気と入れ替わりやすくなります。

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オーツーペットの酸素濃度を確認する手順

オーツーペットを使うときは、毎回同じ手順で確認するとミスを減らせます。

急いでいるときほど、ホースの差し忘れや測定位置の間違いが起こりやすいため、簡単な流れを決めておくと安心です。

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手順やること確認する理由
1本体とケージを設置する酸素が逃げにくい環境にするため
2ホースをつなぐ酸素をケージ内へ送るため
3電源を入れる酸素の供給を始めるため
4流量を確認する使い方に合う酸素量にするため
510分から15分ほど待つケージ内の濃度を安定させるため
6酸素濃度計で測る実際の濃度を数字で見るため
7ペットの様子を確認する数字だけで判断しないため

電源を入れる前にケージ内を整えること

酸素濃度を測る前に、まずケージ内を整えましょう。

ペットが安心して休めるベッド、必要な水皿、トイレを置く場合は、ホースの出口をふさがない配置にします。

  • ホースの出口がふさがれていないこと。
  • ペットがホースを踏まないこと。
  • 水皿でホースがぬれないこと。
  • トイレの近くにホース出口を置きすぎないこと。
  • ペットが安心して伏せられること。

この準備ができてから電源を入れると、酸素濃度の確認がしやすくなります。

流量を合わせてから少し待つこと

電源を入れたら、すぐにケージ内の酸素濃度を判断しないようにしましょう。

酸素はケージ内の空気と混ざりながら広がるため、濃度が安定するまでに少し時間がかかります。

ケージで使う場合は、ペットがいる空間全体に酸素を行き渡らせる必要があります。

測定するときは、電源を入れた直後、10分後、15分後のように時間を分けると、濃度の上がり方が分かります。

毎回の変化をメモしておくと、次に使うときの準備時間も分かりやすくなります。

酸素濃度計はペットの顔に近い高さで測ること

酸素濃度計で測る場所は、とても重要です。

ホースの出口だけを測ると高めに出やすく、扉の近くだけを測ると低めに出やすい場合があります。

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測定場所分かること
ホースの出口付近酸素が出ているかを確認できる
ペットの顔の高さ実際に吸う空気の目安になる
ケージの奥酸素が届いているかを確認できる
扉の近く酸素が逃げやすい場所かを確認できる

測定値に差がある場合は、ホースの位置やケージのすき間を見直します。

数字だけを見て安心せず、ペットが落ち着いているか、呼吸が荒くないか、暑がっていないかも一緒に確認しましょう。

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オーツーペットの酸素濃度が上がらない原因

オーツーペットを使っても酸素濃度が思ったように上がらないときは、すぐに故障と決めつけず、環境を順番に確認しましょう。

多くの場合、ケージの広さ、すき間、風、扉の開け閉め、ホースの位置などが関係しています。

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原因起こりやすい状態見直すポイント
ケージが広すぎる酸素が薄まりやすいケージサイズやカバーを見直す
すき間が多い酸素が外へ逃げるファスナーやカバーのずれを確認する
扉を開けすぎる酸素が外気と入れ替わる開ける回数と時間を減らす
風が当たるケージ内の空気が乱れる設置場所を変える
ホースが遠いペットの場所に酸素が届きにくい出口の位置を調整する
濃度計の位置が悪い実際より高くまたは低く出る顔の高さで測る

ケージが広すぎる

酸素濃度が上がらない原因として多いのが、ケージやサークルが広すぎることです。

広い空間では、酸素をたくさん送っても外の空気と混ざりやすく、濃度が上がるまでに時間がかかります。

大型犬用の広いサークルをビニールで囲っただけでは、すき間も多くなりやすく、酸素がたまりにくくなります。

小型犬や猫の場合でも、ケージ内に大きなトイレ、大きなベッド、水皿、毛布などを入れすぎると、ホースの位置がずれたり空気の流れが悪くなったりします。

大切なのは、ペットが無理なく向きを変えられて、落ち着いて伏せられる広さを確保しながら、必要以上に広くしすぎないことです。

扉の開け閉めが多い

ケージ内の酸素濃度は、扉を開けるたびに下がりやすくなります。

これは、ケージ内の酸素が外へ出て、部屋の空気が中に入るためです。

ペットが心配で何度も扉を開けたくなる気持ちは自然ですが、様子を見るたびに扉を開けると、せっかく上がった濃度が安定しません。

水を替える、トイレを整える、薬を飲ませる、体勢を直すといった作業は、できるだけまとめて短時間でおこないましょう。

温度や湿度が合っていない

酸素濃度が十分でも、ケージ内が暑い、蒸れている、寒すぎるという状態では、ペットは落ち着いて休めません。

特に犬は暑いと口を開けて呼吸しやすくなり、呼吸が苦しそうに見えることがあります。

猫は暑さや不快感を外に出しにくく、じっとしているだけに見えることもありますので、酸素濃度だけを見ていると、温度や湿度の問題を見落としやすくなります。

温湿度計を用意し、酸素濃度計と一緒に確認すると、ペットが本当に休みやすい環境か判断しやすくなります。

オーツーペットの酸素濃度を安全に使う注意点

オーツーペットは、ペットの呼吸を支える環境づくりに役立つ機器です。

ただし、治療の代わりに自己判断で使い続けるものではありません。

獣医師に目標濃度と使用時間を確認する

オーツーペットを使う前に、できるだけ獣医師へ目標濃度と使用時間を確認しましょう。

同じ酸素濃度でも、心臓病、肺の病気、気管支の病気、老齢による体力低下など、ペットの状態によって合う使い方は変わります。

酸素は多ければ多いほど安心というものではありませんし、酸素室に入れると一時的に楽そうに見えても、病気そのものが良くなったとは限りません。

  • ケージ内の酸素濃度は何%くらいを目安にするか
  • 1回あたり何分くらい使うか
  • 1日に何回使うか
  • 苦しそうなときにどう対応するか
  • 夜間や休日にどの病院へ連絡するか
  • 使用記録として何をメモすればよいか

この確認をしておくと、急に不安になったときも落ち着いて対応しやすくなります。

酸素濃度だけでなくペットの様子を記録する

オーツーペットを使うときは、酸素濃度の数字だけでなく、ペットの様子も記録しましょう。

記録は難しく考えなくて大丈夫です。

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項目記録例
使用時間20時から20時30分まで
酸素濃度開始時21%、15分後35%
温度と湿度室温24度、湿度55%
呼吸数1分間に36回
様子横になって眠れた
気になる変化咳が2回あった

このように書くだけでも、動物病院へ相談するときに役立ちます。 「

昨日より呼吸数が増えた」「同じ濃度でも落ち着かなくなった」「扉を開けると楽そうにする」などの変化も見つけやすくなります。

記録を残し、必要に応じて獣医師に相談しながら使い方を見直しましょう。

停電や故障に備えておくこと

オーツーペットは電源を使う機器ですから、停電時や故障時には、いつも通り酸素を送れなくなる可能性があります。

普段から、万が一のときにどうするかを家族で決めておくと安心です。

  • 夜間救急の動物病院を調べておく
  • かかりつけ医の緊急連絡方法を確認しておく
  • 停電時に移動できる手段を考えておく
  • 本体やホースの異常時に連絡する窓口を確認しておく
  • 酸素濃度計の電池を予備で用意しておく

また異常を感じたら、まずはホースの折れや抜け、電源、コンセント、ブレーカー、濃度計の電池を確認します。

それでも原因が分からない場合は、レンタル会社や動物病院へ相談しましょう。

まとめ|オーツーペットの酸素濃度について

ペットが実際に吸うケージ内の酸素濃度は、本体の数字だけでは決まりません。

ケージの広さ、すき間、ホースの位置、流量、扉の開け閉め、設置場所、温度や湿度によって変わります。

使い始めたら、電源を入れてすぐに判断せず、10分から15分ほど待ってから、ケージ内の複数の場所を測ると安心です。

ペットの状態によって適切な濃度や使用時間は変わるため、必ず獣医師に相談しながら使うことが大切です。

酸素濃度の数字と一緒に、呼吸数、食欲、寝方、咳、舌や歯ぐきの色、落ち着き方を記録しておくと、受診時にも役立ちます。

「濃度が出ているから大丈夫」と考えるのではなく、「ペットが楽に過ごせているか」を中心に見ながら、安全に使いましょう。

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この記事を書いた人

うちの子ケア編集部のアバター うちの子ケア編集部 オーツーペット情報サイト運営

10匹以上の猫たちと暮らし、その多くが保護猫です。猫と暮らす中で感じる不安や迷いに寄り添いながら、オーツーペットの口コミ、料金、使い方、解約条件、電気代などをわかりやすく丁寧にまとめています。飼い主さんが落ち着いて情報を集められるよう、やさしい言葉でお届けしています。

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